製品Matrox旧製品情報 》Matrox Odyssey Xpro+
製品名称:Matrox Odyssey Xpro+
製品資料 1:Matrox Odyssey Xpro+製品性能表
               2:Matrox Odyssey Xpro+製品カタログ
                
■商品概要
Matrox Odyssey Xpro+は、Matroxが独自に設計したASIC(Matrox OASIS)、Motorola社製G4 PowerPC、さらに、コアプロセッサFPGA Altera Stratix II を追加した超ハイパフォーマンス画像処理ボードです。3つの処理ユニットの有効活用に通じ、処理速度をアップでき、CPU負荷を低減できます。それに高速処理必要のアプリケーションでは、複数のMatrox Odysseyボードを専用バスで繋ぐことにより、PCのバスに負荷無しでパラレル、ラウンドロビンとパイプライン処理など行えます。
主な特長

PCI-Xロングカード

G4 PowerPCTM、Matrox設計のASICとコプロセッサFPGA

5GB/secを超えるメモリバンド幅

2GB/secのDDR SDRAMメモリ

最高2GB/secの外付けI/Oバンド幅

4CH入力アナログフレームグラバモジュール(取込速度:最高800MB/sec)

LVDS/RS-422フレームグラバモジュール(取込速度:最高480MB/sec)

ボード間通信(ボードインターコネクト専用ペア)(通信速度:最高1GB/sec)

ランタイムライセンス再販フリー(MILとONLの実行時間環境)

未曾有の性能を持ったバランス良いアーキテクチャ
Matrox Odyssey Xpro+は、画像プロセッサボードの設計において最高水準のものになります。これは最新テクノロジーとカスタムテクノロジーを融合し、バランスのとれたアーキテクチャで構成し、未曾有レベルのパフォーマンスと価値をつけた第四世代画像プロセッサボードです。Matrox Odyssey Xpro+は半導体検査、医療用画像、プリント検査、表面検査、シグナル処理アプリケーションなどにつながり設計したものです。数百Mbytes/sec のデータ取込みや高速な処理速度必要のアプリケーション用またはPCのHost CPUが画像処理以外のシステムに占有されている場合、最適な画像処理ボードです。組込マイクロプロセッサ、最新技術のMatrox設計のプロセッサとルータASIC、カスタム化可能なコプロセッサFPGA、DDRメモリ、PCI-XRが、Matrox Odyssey Xpro+上で連動することで、従来の画像処理ボードにでは実現できないパフォーマンスを提供します。さらに線形スケーラブルアーキテクチャを採用したMatrox Odyssey Xpro+は、今日さらに将来の処理ニーズに合うように、その環境が準備されています。Matrox Odyssey Xpro+は、 Matrox Imagingの過去の画像処理と互換性のある扱いやすいプログラミング環境を通して、この性能と柔軟性すべてを応用し、複雑な画像処理や分析アルゴリズムを解決します。
最高水準の技術Matrox Oasis ASIC
Matrox Imagingが設計したOasis ASICは、Matrox Odyssey Xpro+ の要となる部品です。高密度チップ、Matrox Oasisには、CPUブ リッジ、Links Controller, 主要メモリコントローラ、Pixel Acceleratorが集積されています。
ピクセルアクセラレータ
Pixel Accelerator(PA)は、並列プロセッサコアで、隣接画素、 1対1接続やLUTマッピング操作などの高速化に最適です。 PAは、すべて並行に動作する64個のアレイ処理要素 (processing element)から構成されています。それぞれの処理要素には、乗算 累積ユニット(multiply-accumulate unit, MAC)と、演算論理ユ ニット(arithmetic-logic unit, ALU)が備わっています。
メモリコントローラ
Matrox Oasisは128bitのワイドインターフェースをDDR SDRAMに管理する高効率の主記憶コントローラです。167MHzで作動し、5GB/sec以上のメモリバンド幅を提供するため、DDR SDRAMはコントローラと接続します。このような十分なメモリバンド幅がOdyssey Xpro+に、メモリ I/O連動操作のためにもPAパフォーマンスを続けながら、高負荷のビデオI/Oを快適に操作できます。