■商品概要
Matrox Solios GigEはオプションでFPGAベースプロセッシングコアを追加可能な産業用ギガビットイーサネットNIC(ネットワークインタフェースカード)です。
■主な特長
◆ x4 PCIeショートカード
◆4系統の独立したギガビットイーサネット(GbE)
◆128MBオンボードメモリ
◆フレームとラインスキャンをサポート
◆離散I/O 補完
◆プログラマブルな色空間変換コンバータ
◆ オプションでカスタマイズ可能なFPGAプロセッシングコアを搭載
◆ 別売りのソフトはMatrox Imaging Library(MIL)/ActiveMIL,MIL-Lite/Active MIL-Lite、Matrox Inspectorが対応
◆Microsoft Windows XP/Vista/7 (32bit/64bit )対応
■GigE Visionに最適化
Matrox Solios GigEは最もニーズの高い画像処理アプリケーションにおいて産業用カメラとして利用されるGigE Visionデバイスに最適化されたギガビットイーサネット(GbE)対応ネットワークインタフェースカード(NIC)です。多大なリソースを要するパケットフィルタリングをMatrox Solios GigEが分担することで、CPUを画像処理のようなそれ以外の重要なタスクに振り分けることが可能になります。オプションFPGAベース処理コアの画像処理機能の加速または CPU負荷の軽減に通じ、アプリケーションのパフォーマンスをもっと引き上げられます。NICと分離したI/Oは、典型的な産業用画像処理アプリケーションにとって必要な要素です。一般的なGbE対応NICと相違し、Matrox Solios GigEは補助デジタル入出力のフル装備につれ、余分な追加部品を削減しました。ビルトインI/Oはアプリケーションソフトによるストロボの点灯、ロータリエンコーダによる動作のトラッキング、欠陥検出といったトリガイベントの直接管理を可能とします。
■オプショナルのFPGAベースプロセッシングコア
高速な画像処理の所要アプリケーションや、ホスト画像処理負荷を低減するように、構成可能なFPGAベースプロセッシングコア付きとMatrox Solios GigEが準備されています。このオプショナルのプロセッシングコアは、FPGAデバイスのAltera Stratixファミリーをベースに、画像処理パフォーマンスを最大化するため、大容量のDDR SDRAMや、小容量で高速のQDR SRAMが搭載できます。
■GigE Visionでイーサネットを力に
GigE Visionはイーサネット技術を産業用画像処理アプリケーションに適用するための技術です。イーサネット技術の手頃なコスト、実証済の能力(高い転送能力、長いケーブル等々)、ユビキタスな特性といった利点はビデオ転送に優位性を発揮します。GigE Vision(TM)は既存のイーサネット技術に加えてデバイス(例えばカメラ)の検出、特性表現、デバイスとアプリケーションの制御、データ(例えば画像)転送等の機能を拡張しています。Matrox Solios GigE機能の活用によって、最も高ニーズの画像処理アプリケーションにてGigE Visionは格段に強化されます。