- ◆ 拡張性のあるビジョンプロセッサボード
- ◆PCI-X ロングカード
- ◆G4 PowerPC と独自 ASIC により最大 140 BOPS
- ◆メモリ帯域幅 5 GB/sec 以上
- ◆最大 2 GB DDR SDRAM メモリ
- ◆ 外部 I/O 帯域幅 最大 2 GB/sec
- ◆オプションのフレームグラバモジュールのための PMC サイト
- ◆ Camera Link フレームグラバモジュール(最大680 MB/sec)
- ◆4 入力アナログフレームグラバモジュール(最大800 MB/sec)
- ◆一対の専用ボード間接続(各最大 1 GB/sec)
- ◆利用可能なソフトウェア別売り Matrox Imaging Library (MIL) および Matrox Odyssey Developer's Toolkit
- ◆ホスト OS は 32/64-bit Microsoft Windows XP/Vista および 32-bit Linux をサポート MIL および ONL ランタイム環境の利用料無料の再販
Matrox Odyssey Xproは定評あるアーキテク チャに最新汎用と専用技術の組み合わせに通じ、最先端性能と価値を実現する第4世代のビジョンプロセッサボードです。Matrox Odyssey Xpro はPCが他のシステム活動で高負荷にて、データ入力と処理を数百 MB/sec 程度で行います。半導体検査、医用画像処理、印刷検査、表面検査および信号処理アプリケーシ ョンの要求に基づき設計したもので、アプリケーションに対し最適な選択です。
第一の組込マイクロプロセッサ、最先端技術の汎用プロセッサおよびルータASIC、 DDRメモリおよびPCI-XR接続は、Matrox Odyssey Xproに搭載され、単一のビジョンプ ロセッサボードに無類のパワーを提供します。さらに、Matrox Odyssey Xproは直線的拡張可能なアーキテクチャにより、これからの処理に要する拡張を用意できます。このパワーおよび柔軟性はすべてMatrox Imagingの前世代ビジョンプロセッサと互換性を持っており、学習容易なプログラミング 環境によってアクセスされ、精巧な画像処理および分析アルゴリズムを組込んでいま す。
Odysseyでは、画像処理をつかさどる心臓部にあたるCPUに Freescale社製G4 PowerPCを採用しています。G4 PowerPCは32bit スーパースケーラーRISCとAltiVecTMテクノロジの128bitベクトル 演算ユニットを備えています。512KBの内部L2キャッシュと2MBの外部L3キャッシュ(Odyssey Xproのみ搭載)によりプロセッサ 能力を十分に引き出せます。64bit MPXバスによりメインメ モリへの効率的なアクセスが可能であり、理論値に近い1GB/sec の高速バンド幅を維持できます。 Matrox Oasis ASIC AltiVecTMテクノロジは、ビデオや画像処理の ようなコンピュータ資源をより多く必要とする アプリケーションのために特別に設計されたものです。
AltiVecTM テクノロジはベクトルデータのための高速並列処理エンジンから なります。処理のためにSIMD(single instruction, multiple data)モデルをするとともに1サイクルずつ16pixelまで処理できます。1.3GHzで動作した場合、最高処理性能は1秒あたり20億回の 8bit乗算(MAC)演算又は10億回の32bit浮動小数点演算となりま す。さらにAltiVecTMテクノロジはG4内のほかの処理と同時実行可 能です。