標準解像度から200万画素までのCCDラインアップにて、色々な応用に対応できます。
Ethernet、電源、I/O には、M12 コネクタを採用、筐体はIP67 に対応した防水性能と、IEC60529 に対応した防塵性能があります。 従来のプログラムでなく、フローチャート形式で簡単かつ素早く画像処理アプリケーションの開発と展開の可能なMatrox Design Assistant が 付属しています。

  ■ 主な特長

• ◆ 単一ベンダーからカメラ、プロセッサ、ソフトウェア開発パッケージいずれの提供によるシステムインテグレーションの簡素化
• ◆ MicrosoftkR WindowskR CEリアルタイムOSを、最新の強力な組込システム用IntelkRアーキテクチャーのプロセッサで動作させることにより、標準的な生産を信頼的に対応
• ◆ Webベースのユーザインターフェースを通してアプリケーションとデバイスを簡単に管理、制御、モニター
• ◆ 選択可能なモノクロCCDセンサによりさまざまな画像解像度、サイズ、スピードの要求に対応 　
• ◆ 外部トリガで動作する電子シャッターを通し、画像の取込及び処理を製造プロセスと同期化 　
• ◆ 統合化されたデジタルI/O、Ethernet、シリアルポートにより直接他の自動化機器と通信 　
• ◆ Ethernetインターフェースにより、工場のフロアレベルと監視ネットワーク上で通信 　
• ◆ 各種アプリケーションで使用可能な頑強で、防塵、IP67保護防水規格に準拠したケース　

  ■ スマートカメラ開発プラットホーム

フローチャートはPCと未接続するスマートカメラで実行されます。ウェブブラウザにおいてオペレータインターフェースはいかなるＰＣでも確認できます。
そして、ウェブベースのオペレータインターフェースまたはオペレータビューはデスクトップ、 HMI、タッチパネルPC で動作するウェブブラウザ3 での遠隔操作によりアクセスすることが できます。ウェブベースのユーザインターフェースによりアプリケーションとデバイスを効率良く管 理、制御、監視することができます。

  ■ 画像解析と処理ツール

Matrox Design Assistantの中心は画像の較正、強化と変形、オブジェクトの位置付け、特徴の抽出と測定、文字列の読取、識別マークの解読と検証用のフローチャートステップです。上記のステップは最適な性能と信頼性を提供できます。

パターン認識

モデルファインダは、輪郭などの幾何学的な特徴を用いてサーチ 特許取得済みの技術を採用しています。
モデルファインダは、重なりなどにより一部が欠けているオブジ に対して有効な手法で 。

文字認識

予め定義されているSystem Fontとユーザー定義のフォントに基づき、文字を読み取ることができます。幾何学的特徴量を利用するため、文字の数、角度、 スケールとアスペクト比に関係なく認識できます。

2次元測定

幾何学的な寸法測定と公差判が可能です。定義された範囲内で幾何学的にもっともフィットするエッジを抽出する後、抽出された寸法、位置と形状などの 特徴量が設定された公差範囲内か否かを判定します。幾何情報に基づき検出されたものなので、不均一な照明環境下でも正確に判定できます。